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Showing posts from January, 2021

都会の真ん中でキャンプ気分を味わえる Camp Coffee & Nature

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  ジャワ島とバリ島のほぼ全域で1月25日まで社会的活動の制限が実施されており、なかなかお出かけができない(自粛しなければいうけない)…。けれどジョグジャにはまだ3M(マスク着用、手洗い、距離を保つ)を守ったうえで気分転換できる場所がいろいろあります。その一つがCamp Coffee & Natureです。市の中心部でキャンプ気分を味わえます。隣にあるBanyu Mili Restoはよく行くのですが、最近隣にできた人気のカフェがあると聞いて行ってきました。 あれ?入口ってここかな…バイクが数台停めてあるし…人の流れもあるし…と石畳を下って入っていくと…。 急に視界が開けました。確かにいろんなタイプのテントが立っています。午後3時開店なのですが、私も3時に合わせていったのに、もうすでにお客さんがちらほら。若い方たちのグループが多いですね。SNSで知ってきたという人が多かったです。まずは席を確保してからコーヒーを注文!  この近くに住んでいる友人に聞いたら「あそこはね、コーヒーよりブルゴギがおいしいんだよ!」とアドバイスされました。しかし、時すでに遅し。すでにお腹いっぱいだったので次回訪問の理由にしました。卓上コンロで肉を焼くので、手軽にバーベキュー気分が味わえますね。フライドポテトやチキンライス、はたまたインドネシア人のソウルフードであるインドミー(インスタントラーメンです☺)もあります。これはもう気分もあがりますよね。 かつては午後3時から夜遅くまで営業していましたが、現在は社会的活動制限があるので(1月25日まで、延長の可能性あり)午前11時から19時までに営業時間が変わりました。  脱コロナに向かい、また気兼ねなくこんなところでワイワイ集まって食べたり飲んだり、他愛もない話に花を咲かせて笑って、SNS映えする写真を撮ったりできる日が早く来るといいですよね。営業時間が短縮されたりしていますが、政府から補助金はありません。だからこそ特に脱コロナまで、なんとか頑張ってほしい!と思いました。また行きますね。

お土産を頂きました:Pecel(ペチェル)

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  新年明けましておめでとうございます。2021年は派手な花火もなく、ワイワイ集まることもなく、静かに年が明けていきました。今年は脱コロナに向けて力強く歩んでいきたいものです。  今年初の投稿のテーマは「Pecel(ペチェル)」です。ご飯が付いていることが多いので「Nasi Pecel(ナシ・ペチェル)」と言う言葉を耳にすることもあります。では具体的にペチェルとはどんなものか?簡単に言うと「温野菜のピーナッツソース和え、通常ご飯と一緒に食べる」と説明されることが多いです。朝食や昼食に食べることが多く、夜はあまり食べませんし、お店自体がやっていません。下の写真のようなところで食べたり、カジュアルな食べ物です。拙宅近くにはご近所さんがお昼までやっているお店(露店)があるので月2,3回ぐらいのペースで食べています。  では今年の投稿初めをなぜペチェルにしたか?それはお向かいさんからお土産を頂いたからなのです。お向かいさんはジョグジャの南にあるグヌン・キドゥル県(直訳すると南山県かな)出身で、お正月の休みを使って日帰りで帰省し、そのお土産にいただいたのがペチェル。こんな状態で拙宅にやってきました。  初めて見た方にとっては謎の物体、悪く言えば「その辺の落ち葉?」のような姿ですが、知っている人が見ると「おー!本場のだ!本物だ!」と心躍るのです。この葉っぱはチークの葉で、グヌン・キドゥル県などチークが多く植えられている地方に行くとバナナの葉ではなくこのようなチークの葉で食べ物を包むことがあります。大きさは縦50センチぐらいもある立派なものです。真ん中に刺さっている楊枝のようなものはヤシの葉の葉脈(Lidiリディ、といいます)。もちろんこのような包み方の使用頻度はだいぶ減ってしまいましたが、だからなおさらこの包みをみると気分が上がるのです。では中は?  このようになっています。いろいろな野菜と、茶色いピーナッツソースが入っています。特徴はピーナッツソースがやや辛めでねっとりしている(水っぽくない)ところです。使用している野菜を書き出してみましょう: ―バヤム(Bayam。アマランサス、ひゆ菜とも訳されますが、インドネシアではよく食べられる野菜なので、ざっくりホウレンソウっぽい野菜と位置付けるといいかもしれません) ーもやし(今回は豆もやし) ーパパイヤの葉(やや苦いけどお...