ジャカルタでもジョグジャでもARTOTEL
コロナ禍以降はジャカルタ等への出張が減った、というよりまともに飛行機に乗ってジャカルタに行ったという出張はこの7ヵ月で1回しかありません。それはまあ仕方のないことかな。
仕事量は全体的に減ったとはいえ、通訳業務も翻訳業務もあり、午前中は子どものオンライン授業にずっと付き添っているので忙しさや煩雑さは増したと言えます。
そんな中で大事な通訳業務がいくつか舞い込んだ際には、「騒音なし(犬が吠えない、子どもが邪魔してこない…)」「インターネット接続が安定」「停電しない(バックアップ電源がある)」という条件をクリアすしているホテルの部屋を借りてwork from hotelをしています。コロナ禍なのでホテルの価格がお手頃になっており(でも最近は国内旅行者が徐々に戻ってきているので値段を元に戻しつつあるところもあります)、これまでいくつかのホテルを利用してきました。先日紹介したSatoriaもその一つですが、今日はジャカルタでもジョグジャでもお世話になっているARTOTELについて書きます。
ジョグジャのARTOTELはガジャマダ大学の近くにあり、裏手には民家や学生の下宿がたくさんあるエリアにあります(普段の生活ちょっと拝見、のお散歩にいいかもしれません)。その名の通りARTを前面に出したホテルで、個性が際立っていると思います。一角には小さな展示スペースがあり、定期的に若手アーティストの作品を見ることができます。これはいい気分転換になります。
このホテルのアイコンになっているのはメザニン階とロビー階の吹き抜けに作られた金色に輝く滑り台です。オブジェという意味合いが強いので速度はそれほど出ませんが、子どもは大喜び。大人も「映え」を狙って童心にかえったような動画を撮ったりしています。メザニン階にあるレストランのレジで布を借りて滑りますが、最初はその高さにドキドキするかもしれません。でも、先述の通り速度は出ませんし、それどころか途中で勾配が緩くなるので、止まってしまうかもしれません。なにしろ、オブジェなので…。 お部屋の壁も個性的な絵が描かれていて、気分も上がります。下の写真は8回のエレベーターホール前の壁画です。ジャワ語の文字がモチーフにしてありますね。部屋の備え付けのコーヒーはネスカフェのバリスタ(型は若干古いけど)で、当然ですがインスタントとは違うので芳醇な香りでおいしくいただけます。NHK World Premiumも入っているので日本のニュースを日本語で見られます。NHK World Premiumが見られるホテルって意外と多くないと思うのでこの点、ポイントは高いと思います。ドライヤーは備え付けてないので借りるしかありません。もしかして「ごめんなさい、すべて貸し出していて…」ということで借りられない可能性はあるかも。あとはビールとワインはあるのでメザニン階のレストラン・バーでお楽しみいただけます。すぐ隣にはコンビニもあるので便利です。
イス席とお座敷(レセハンlesehanと言います)があり、お弁当のデリバリーが多くてみな大忙しでした。折角行ったのに、なんと写真を撮るのきれいさっぱり忘れてしまいました…。仕事あがりで猛烈にお腹が(頭が)空いていたのが敗因です…。こことその周辺のかなりマニアックお話は総力を挙げて(?)取材してからまたじっくりいたしますので、ご期待くださいませ。
それではまた!
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