おやつにTahu Gorengを食べたくて…

 郵便局の用事と買い物を終え、小腹が減りました。今日は家に帰る途中で立ち寄って、これにしました。Tahu Goreng、お豆腐を揚げたものです。インドネシアのスナック、間食では非常に一般的で庶民的なものです。いたるところで売っているのですが、最近特にお気に入りの屋台へ向かいました。味もさることながら、センスがいい!(後述)

プリントショップというか、販促グッズを作れるお店の駐車場の一角にあるおしゃれ屋台。もう、豆腐に特化していまして、他のものは売っていません。豆腐だけで勝負している潔さ、というか自信の表れかな。豆腐2種類、サンバル(チリソース)2種類(または生の唐辛子)を組み合わせて1パック10個入り。
調理方法はいたってシンプル。豆腐を約4センチ角に切って衣を薄くつけて揚げただけです。このお店はストックを大量に作っていないので、注文すると「今から揚げるから待てる?」と聞かれます。揚げたての方がおいしいのは当然なので喜んで待たせていただきます。10個入り15000ルピア(115円程度)なので他のお店よりややお高め設定ですが、その値段を気にせず買おうと思うぐらいの品質。
まずは開けるとこんな感じ。感じいいの箱を開けると「KASHITAHUGAKYA?」と、「豆腐」と「知っている」(いずれもtahuと表記)という言葉でダジャレ。意味はそれぞれ「豆腐あげようかな?」「教えてあげようかな?」となります。おやじギャグ的ですがきれいにまとまった感じがします。今回も甘い醤油に唐辛子が入ったソースを選択。辛すぎず、何とも心地いい味がします。
断面をアップ。日本の木綿よりきめが粗いお豆腐で、ジューシーさがあります。インドネシア人もしくはインドネシア通の方なら「あー、これ、おいしいよね~(溜息)」となることでしょう。うちで唐辛子を追加したりしてお好みの味にアレンジすることもよくあります。これを囲みながらコーヒーやお茶を飲んでおしゃべり…コロナが収束したらやりたいことwish listの一つです。
おいしいので10個なんかは秒速で食べてしまいます…。そしてこのダジャレ第二弾に遭遇します。TAHU-TAHU UDAH ABIS AJA!さしずめ「豆腐がおしまいになっちゃった」「知らないうちになくなっちゃった」ということですね。これまた意味が通っていますので、オーナーさんはおやじギャグ上級者に違いない!と思ったら、後日オーナーさんは私の友人の友人であることが判明。うーん、年齢的には「おやじ」ではないかな、おそらく…?でもいいセンスしていると思います。揚げ豆腐という庶民的な食べ物をちょっとおしゃれにしてみた(でも決して高級感ではない)のがとても気に入りました。
きっとまた行くんだろうな…。マスクをしているけど、そろそろ顔を覚えられそうです。









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